最近の世の中って、異常なくらいのスピードでいろんな「膿」が出てますね。
と同時に、ウチらの基本的人権ふくめ、すべてががんじがらめに縛られ制限されるスピードも加速してる。
 
これってもう「ウソがつけない時代になってる」ってことだよね。
 
この世を握ってるのは、政治家とか官僚とかいう区分けじゃなくて、1%のテクノクラートと呼ばれる人々だ。
 
その人たちは99%が死のうが、なんとか自分らだけは生き残るためにいろいろ準備してる。
情報、食料、住むところその他、ほとんどが出てこず、私らが知り得ないものを。
 
でもそれがウソでごまかせなくてバレちゃうようになったから、気がつかないように、知らせないように必死なんだよ。だからがんじがらめのスピードも同時に加速してるんだ。
  
このまま右肩上がりで「儲ける」ことだけ、続けられると本当に思う?
そんですごーく儲かったら地球の環境、よくなると思う?
病気や貧困や戦争、なくなると思う?
いろんな動物や植物にとっても、それが幸せだと思う?
 
もうさすがにここまでくると、多くがそんなこと信じてないでしょ。
 
でもだから「そんなに酷いならもう自分らが生きてるあいだだけでいいや、隣で人が死のうが知ったこっちゃない」という人が激増しまくってるのがいまの現状なわけです。
 
その根源にあるのは「絶望」だ。
絶望に向き合うのは誰だって怖いし嫌だろう。
 
でも地球はウチらが死んでもしばらくは動いてるだろうし、人間以外にたくさんの素晴らしい動物や植物も生きてて、その生命は引き継がれていかなきゃならない。
 
私は究極人間なんぞ滅んでも、それらは生きていくほうがいいと思ってる。むしろそのほうが良いくらいに思ってる。
 
そう思うと、人が絶望に向き合うことの必要性を強く感じるよ。
そこから初めて絶望してる場合じゃないな、と奮い立つ気持ちが出てくるというもので。
 
世の中、甘くないよな。

まあだからこそ自分は、一回は絶望して、それでもそこから奮い立とうとする人と励ましあいながら、一緒に生きていきたい。

そんなふうに思っているんですよね。

投稿者プロフィール

柳澤史樹
株式会社 Two Doors 代表社員。
一般社団法人 自分史活用推進協議会認定 自分史活用アドバイザー。
企業研修プログラム「マインドフルカフェ」メンバー。
ライター・編集・プランナーとしても活動中。