禅の教えを広く普段の暮らしに活かせるために。

曹洞宗のお寺、日庭寺(神奈川県相模原市)が運営する「仏教企画」が制作する季刊誌『曹洞禅グラフ』業界誌『仏教企画通信』の新号で、ときどき記事制作を担当させていただいています。

最新号の『曹洞禅グラフ』春号では、岡山県にある国際的な修行寺にお邪魔した体験記が掲載されました。

非日常な現場における二日間の体験を通して、わたし自身とても思考を深めることができ、感謝しています。すでにあの時間を懐かしく思いながら、本誌を読み返しました。

本誌は全国の曹洞宗のお寺、もしくはデジタル版はPDFをDLすることも可能です。

それと今回は、業界紙『仏教企画通信』の新号でも少しだけ書かせていただきました。担当特集はこちら、「寺族」のこと。

ご結婚などによって住職と一緒にお寺に暮らす方々を寺族(じぞく)と呼び、檀家さんといい関係性を結んだり、地域の方々にお寺を知ってもらたり、と、実はお寺の運営を大きな影響をつくりだす重大な役割をされています。

今回は、大分および埼玉県にて、実際に30余年、寺族としてご尽力されているお二方にお話を聞きました。いわゆる「お寺の奥さん」と簡単な一言では言い表せない仕事の多さに、尊敬ばかりが募る取材になりました。

ちなみに今号の『仏教企画通信』特集は、日本を代表する哲学者・内山節先生。そして、統一教会の問題が露呈して以降、問題の奥深さを懸念した出版元・日庭寺の藤木ご住職が連続して、現代における宗教の役割について説いています。

こちらも同じく全国の曹洞宗のお寺か、PDFでもご覧いただけます。

わたし自身は仏教徒でもないのですが、仏教の教えの深さにはいつもとても感銘を受け、読み応えある両紙から毎回勉強させていただくことばかりです。ご興味ある方はぜひお手に取られてみてください。

投稿者プロフィール

柳澤円
柳澤 円(やなぎさわまどか)▷ライター/ 編集/ 翻訳マネジメント。主な執筆分野は食・農・環境問題・暮らし▷10代後半から留学を含む海外生活を続け23歳で帰国。英会話スクールの運営に携わったのち都内のコンサル企業に転職。ナショナルクライアントを担当する充実の日々も2011年3月東日本大震災で価値観が一変し、より自然に近い暮らしへと段階的にシフトする。現在は夫・史樹と共に、横浜から神奈川県内の中山間地へ移り、取材や執筆、編集の傍ら、自家菜園を中心とした自然食と手仕事に勤しむ日々。愛猫の名前はきび。

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