禅の教えを広く伝える曹洞宗の冊子『曹洞禅グラフ』163号にて、精進料理家・藤井まり先生に、6種類の精進お節レシピを教えていただきました。

本誌は曹洞宗のお寺、または出版元ウェブサイトからPDFがダウンロード可。

今回もフォトグラファーは羽柴和也 a.k.a. はっしーと共に。


さすがまり先生。手間がたくさんあるというイメージのお節を、シンプルな作り方でご紹介してくださいました。全6品ですが、できるものだけでも、ぜひお試しください。

豪華な食事が続く年末年始こそ、精進料理はぴったりですね。

実は今回、過去に取材でお話をうかがったお寺の奥様たちから「簡単でおいしいレシピを聞いてくれてありがとう」と連絡をいただき、年の瀬の嬉しい思い出になりました。

禅の教えに触れると、疑問が晴れていく爽快な気持ちと同時に、より深いところで自問が始まるような気持ちにもなり、考えながら日常を送ることが快適になっていきます。

自分なりのゆっくりした歩みではありますが、今年も禅のお勉強を続けていきたいと思います。

 

投稿者プロフィール

柳澤円
柳澤 円(やなぎさわまどか)
ライター/コピーライティング/翻訳マネジメント
社会課題と暮らしのつながりを取材し、複数媒体にて執筆。主な関心領域は食・農・環境・ジェンダー・デモクラシー・映画。企業の制作物なども実績多数。
10代からの留学を含む海外生活後、都内のコンサルタント企業でナショナルクライアントの発信を担当。多忙ながら充実の日々は2011年3月に東日本大震災を経験したことで一変、兼ねてより願っていた自然に近い暮らしへと段階的にシフトする。神奈川県内の中山間地へ移り、フリーランスライターを経て2019年、夫・史樹と共に株式会社TwoDoors設立、代表就任。取材執筆のかたわらで自家菜園と季節の手仕事など、環境負荷の少ない暮らしを実践する。書き手として、心の機微に気づく感性でい続けることを願い、愛猫の名はきび。