禅の教えを広く伝える曹洞宗の冊子『曹洞禅グラフ』163号にて、精進料理家・藤井まり先生に、6種類の精進お節レシピを教えていただきました。

本誌は曹洞宗のお寺、または出版元ウェブサイトからPDFがダウンロード可。

今回もフォトグラファーは羽柴和也 a.k.a. はっしーと共に。


さすがまり先生。手間がたくさんあるというイメージのお節を、シンプルな作り方でご紹介してくださいました。全6品ですが、できるものだけでも、ぜひお試しください。

豪華な食事が続く年末年始こそ、精進料理はぴったりですね。

実は今回、過去に取材でお話をうかがったお寺の奥様たちから「簡単でおいしいレシピを聞いてくれてありがとう」と連絡をいただき、年の瀬の嬉しい思い出になりました。

禅の教えに触れると、疑問が晴れていく爽快な気持ちと同時に、より深いところで自問が始まるような気持ちにもなり、考えながら日常を送ることが快適になっていきます。

自分なりのゆっくりした歩みではありますが、今年も禅のお勉強を続けていきたいと思います。

 

投稿者プロフィール

柳澤円
柳澤 円(やなぎさわまどか)▷ライター/ 編集/ 翻訳マネジメント。主な執筆分野は食・農・環境問題・暮らし▷10代後半から留学を含む海外生活を続け23歳で帰国。英会話スクールの運営に携わったのち都内のコンサル企業に転職。ナショナルクライアントを担当する充実の日々も2011年3月東日本大震災で価値観が一変し、より自然に近い暮らしへと段階的にシフトする。現在は夫・史樹と共に、横浜から神奈川県内の中山間地へ移り、取材や執筆、編集の傍ら、自家菜園を中心とした自然食と手仕事に勤しむ日々。愛猫の名前はきび。