※2023年4月12日追記:
大変残念なことに当ブログで書いた製品からステロイドが検出された報道がありました。原材料表示にないものであり、国民生活センターでは医療機関への相談も勧めています。メーカーが偽装していたのであれば、看過できない大変な問題です。もしも体調が気になる方は医師へ相談されてください。


———————————

いつの間にか花粉症の症状が出始めたのはもう随分前、たしか前職に在職していた頃。もともとアレルギーの類はひとつもない体質なので、初めは風邪と勘違いして「都内は空気が悪いから外回りして風邪ひいた」とか言っていたのが、懐かしくも情けなくもある。

そんなに重症でもないので薬や通院もせず、さらにちょうど食生活の改善をした事もあってか悪化することなく一過性的だった。とはいえ、寝不足や疲れの溜まった時などいわゆる免疫が落ちてる時、それと単純に風の強い日や、花粉が多く飛ぶ時はくしゃみがすごいし、鼻も出るし全身がしんどい。薬を飲んでないため他の人に心配させるほどなので、屋外の取材が決まっているときは数日前から本当にしっかり体を休めるような対策をしたりしていた。

が、今年2020年はそんな症状が全然出ない。インドネシアの漢方に救われたのだ。

結果から言うと、花粉症的な不快感は1度も感じないまま4月を迎えようとしている。おそらく過去に試した自然療法のなかでもダントツに変化を体感したのがこちら、ジャムーティー

きっかけはけっこう前の英語のオンラインレッスン時。講師の女性と自然療法の話になり、「西洋医学を否定はしないけど、植物やハーブで効果があるなら先にそちらを選びたい」というマイルドな自然派で価値観を一緒にしたときのこと。

「前に日本の友だちが花粉症で辛そうだったからJAMU (ジャムー)のお茶を送って喜ばれた」という彼女の一言で、ふむふむとインドネシアのJamu teaなるものをメモった。

その後すっかり忘れてたんだけど、2月のはじめ頃にふと「また花粉症の季節がくるな」と考えたときに思い出した。日本でも買えるか探してみたら、オンラインで買うことができた。

扱ってるのは株式会社 香塾 という大阪の会社さん

ジャムーとは天然成分の漢方薬のことで、健康維持のためのお茶ジャムーティーとして服用すると、鼻炎や花粉症の改善や新陳代謝の促進効果が期待できる、というもの。

飲みやすく甘くしたものも製造販売されてるけど、こちとら筋金入りのナチュラリストを母にもつのだ。漢方のお茶なんて子どもの頃から慣れっこだぜー、と迷わずブラックを選択しました。

しかし書いてある通りにお湯に溶いてみると、いやはや、まずい笑。なんだか昔の古いおじいちゃんの家みたいな匂いがするのです。(いやごめん、実際そんなおじいちゃん知らないのであくまでイメージの話)
アジアに精通した友だち曰く「アジアの路地裏の匂い」にも似ているそうなので、どちらかの表現から香りは想像してほしい。ちなみにマグの中でお湯に溶いた見た目も真っ黒で、畑の土にたくさんお水をかけた時の泥水に近い色をしている。

ちょっとひどい書き方をしてしまったので信頼回復のために改めて書くけど、ジャムーティーは、過去にわたしが試した自然療法のなかでもダントツに助けられて、体の変化を体感したお茶。他に何もしてないので、これが効果を出してくれたのは間違いない。本当に感謝してます。

飲み始めたのは2月中旬頃から。小さじ1杯のジャムーティーの粉と、同量くらいのローハニーをお湯に溶いて、毎朝起き抜けに飲むことを開始。

元の症状も軽いとはいえ、一週間くらいしたら、終日の外出や屋外での取材、もしくは半日くらい畑作業をしていてもぜんぜん大丈夫なことを、と少しずつ実感し始めた。もうしばらく続けていると、超強風の日、花粉症ではない夫までもが花粉症っぽいクシャミをする日でも、私はぜんぜん大丈夫なことに気がついた。

あ、これ良いかも。と思ったので、長いこと花粉症もちの友人ふたりにも小分けで送ったところ、ふたりともすごく良かったと体感して、結局それぞれふたりとも自分で買っていました。

漢方なので人によって体質に合う合わないがあるだろうし、もちろん説明書やレビューなどはちゃんと読んで従うのが良いと思いますが、折しもコロナウィルスのことでマスクが品薄になっていることもあり、花粉症が軽減されるのはいろんな意味でいいことがありそうです。

外に出る機会が減ってもいますが、気になる方はどうぞチェックされてみてください。わたしは来年さらに楽な体質になれるように今も続けて飲んでいて、すっかりこのまずさも愛おしくなっています。

投稿者プロフィール

柳澤円
柳澤 円(やなぎさわまどか)
ライター/コピーライティング/翻訳マネジメント
社会課題と暮らしのつながりを取材し、複数媒体にて執筆。主な関心領域は食・農・環境・ジェンダー・デモクラシー・映画。企業の制作物なども実績多数。
10代からの留学を含む海外生活後、都内のコンサルタント企業でナショナルクライアントの発信を担当。多忙ながら充実の日々は2011年3月に東日本大震災を経験したことで一変、兼ねてより願っていた自然に近い暮らしへと段階的にシフトする。神奈川県内の中山間地へ移り、フリーランスライターを経て2019年、夫・史樹と共に株式会社TwoDoors設立、代表就任。取材執筆のかたわらで自家菜園と季節の手仕事など、環境負荷の少ない暮らしを実践する。書き手として、心の機微に気づく感性でい続けることを願い、愛猫の名はきび。