左から「ひがみ・ねたみ・そねみ」と読む。
打ってみて、いかにこれらの言葉を使ってないかを感じる。
みなさん読めましたか?
隣人としてともに暮らし、あり方を語り合った親友がいる。
一昨年51歳の若さで急逝した彼女が生前「これらの感情が人間の煩悩のなかで一番低質のものなんだって」と教えてくれた。
若いころ私は、そのどす黒い感情に支配されている時間がかなり長かった。
だからこの話を彼女から聞いたとき、とてもインパクトを受けたことを今でもよく思い出す。
人間だれしもこれらの感情から抜け出すことは大変だ。
それはこれらの感情が、人間がもつ「欲」という本質的なものと表裏一体のものだからだ。
こうした感情からなんとか抜け出したい、でもどうしようもない、と、自分の本質と向き合い逡巡する作業はとても苦しいものだ。
私だって、こうした感情が今でも起きないわけじゃない。
しかしこの感情は、私が一生を通じて乗り越えていかねばならないもの、という根源的な規範を与えてくれている。
それを乗り越えていくのは、必ずしもカッコいいものではない。
自らをさらけ出し、傷つき、誤解され、疎まれ、それでも気を取り直し、といった繰り返しだから。
しかしあくまでも凛と自分のあり方を宣言し、実践して生きる。
自分にどういう影響があろうと、それを恐れることは決してない。
私が好きな人達というのは、その人が意識しているしていないに関わらず、同じような思いで自らを高めようとしている。
「矜持の境界線」みたいなものを互いに確認しあい、励まし合える関係。
しかしそれは傷を舐め合い、相手を恨んだりする感情とは完全に異質のものだ。
2011年以降、自分に真っ向から向き合い、そうした仲間と励ましあいながらあり方へのチャレンジをしていくなかで、私はそれを確信できるまでになった。
大事なことを教えてくれた彼女に、天国に行ってこの話をするのが今から楽しみだ。
これからもその逡巡するチャレンジが終わることはないだろう。
しかし私はまったく心配していないし、むしろワクワクしている。
なぜならそうしたチャレンジを、並走する仲間がいると知っているから。
写真:Where there is a will there is a way(意志あるところに道がある)
投稿者プロフィール
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株式会社 Two Doors 代表社員。
一般社団法人 自分史活用推進協議会認定 自分史活用アドバイザー。
企業研修プログラム「マインドフルカフェ」メンバー。
ライター・編集・プランナーとしても活動中。
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僻む時間があるなら自愛して自分が宇宙で、1番幸せで最高にカッコイイと言えるよう何かを持てる努力に費やしますね。愚痴も毒も機嫌も自己処理レベルっす。自分最高って思うと全てないですが。この機におよんでスーパーポジティブ波動が生み出せないなら、絡む意味がないです。
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