今年も大好きなわかめが届きました。毎年待ち遠しくて、我が家ではたまに「あ〜、またあのわかめ食べたいね〜」と話すほど大好きなわかめです。

(photo by 河野 透)

このわかめの生産地は宮城県石巻市、牡鹿半島の小渕浜(こぶちはま)、2011年の東日本大震災では大きな被害を受けた三陸海岸です。この10年間も地元の漁師さんたちは再建に向けた活動に取り組み、こうしてわかめを育てています。

活動支援として Facebookページ小渕浜通信を運用し、わかめはもちろん、穴子や牡蠣といった小渕浜の名産品を販売代行しているのは、ダイビングインストラクターの河野 透さん。売り上げは秋に開催される小渕浜花火大会の運営費に寄付されています。

また、こちらのわかめは放射能測定済み。今年も3月に始まったわかめ漁後に測定結果に出されていて、安心の不検出です。(画像はキャプチャー。全データはFBページからダウンロード可)

被災地支援になって、放射能不検出で、しかもおいしい。わかめや海藻をこよなく愛する一人として、これを食べないわけにはいきません。毎年待ち遠しいのも当然というところ。

今年も早速、届いてすぐに開けました。

1袋250g入り。

ウチではだいたい1度に1/2袋ほどの量を、水を張ったボウルにしばらく入れて塩抜きし、水気を絞って刻んで冷蔵庫で保存しておきます。サラダやお味噌汁など、おかずにも副菜にも、何をしてもおいしいのですぐに使えるようにしています。

初日はぜったい生食でしょ、ということで来た早々、お気に入りの細うどんにどーん。

前日いただいた「はたけとなかよし」京子さんの非加熱の米醤油をうどんに合えて、ぬか漬けきゅうりとゆでたまご、刻みニラを合わせた鯖缶(前夜の残り)、そしてたっぷりわかめ!くぅー、最高すぎる…!!これだよこれ、私が待ち望んでいたのは!!(幸せ)

低カロリーで豊富な栄養と食物繊維。大人になって食を学び、「海藻が楽しめる国に生まれてよかった!」と思いながら、昆布、海苔、わかめのいずれかを毎日摂っています。
子どもの頃、海藻なんてまた地味なものが好きだねぇ、と、どこかのおじさんに言われた記憶がありますが、海藻は最強だとも思っているし、藤沢出身としては、きっとご先祖様も食べていたであろうと思うと、なおさら自分の体にあってると感じています。(体質によって人それぞれ。事実、スコットランド出身の知人は海藻類を消化しづらい体質だったりする)

さて、我が家のお気に入りの小渕浜のわかめ、今年も初夏の頃まで購入できるそうなので、気になる方は是非ぜひ、チェックされてみてください。

ご注文される場合は、Facebookページ小渕浜通信へのメッセージ、または小渕浜通信・代表の河野さんへ(kaisentaitooru@yahoo.co.jp)ご連絡を。
販売メニューは
① 塩蔵ワカメ 250g 550円 
② 塩蔵タンワカメ 250g 550円 
③ 塩蔵茎ワカメ 250g 400円、の三種類(全て、着払い)です。

さ、ウチも追加で10袋お願いしようーっと!

投稿者プロフィール

柳澤円
柳澤 円(やなぎさわまどか)▷ライター/ 編集/ 翻訳マネジメント。主な執筆分野は食・農・環境問題・暮らし▷10代後半から留学を含む海外生活を続け23歳で帰国。英会話スクールの運営に携わったのち都内のコンサル企業に転職。ナショナルクライアントを担当する充実の日々も2011年3月東日本大震災で価値観が一変し、より自然に近い暮らしへと段階的にシフトする。現在は夫・史樹と共に、横浜から神奈川県内の中山間地へ移り、取材や執筆、編集の傍ら、自家菜園を中心とした自然食と手仕事に勤しむ日々。愛猫の名前はきび。