昨日、友人のきらさんに誘われ、彼女が定期的に開催している「チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム (通称チェンドリ)」というプログラムにZoomで参加した。

このプログラムは、1995年アメリカで創設されたパチャママ・アライアンス(The Pachamama Alliance)というアメリカのNPO法人が、南米アマゾン流域の先住民「アチュア族」からの呼びかけに応える形で開発されたもの。

南米エクアドルの奥地で伝統的な生活を送るアチュア族の人々。


「地球上のすべての人が、環境的に持続可能で、社会的に公正で、精神的にも充足した生き方を実現すること」というコンセプトのチェンドリは、世界各国に賛同者を生み、オンライン・オフライン関わらず、多くのイベントが開催されている。

アメリカの著名な環境活動家ジョアンナ・メイシーさんもこの活動に賛同している。


日本でこのチェンドリの開催を認定されているのが、NPO法人セブン・ジェネレーションズという団体で、きらさんはそのメンバーなのだ。

NPO法人セブン・ジェネレーションズのPV(2分44秒)

テーマも答えも自分次第


このプログラムは気候変動、経済不安、戦争、飢餓、差別、モラルの劣化など、もっと広く深い社会問題のフィールドにおいて「人々の意識変容にこそ解決の手がかりがあり、参加者それぞれが自らの答えを自らで導く」というつくりになっている。
参加してみて、自らの答えを自らで導くという点が自分史ととても共通していると感じた。

シンポジウム後に起きた「チェンジ」は、「自炊が増えた」「環境コンサルタントに転身した」「知らないでいることの権利を放棄した」など、ありとあらゆる分野に及ぶ。その一覧を見てもらえれば、このプログラムがなにかを押し付けて誘導するものではないとお分かりいただけると思う。
→ シンポジウム後の「私のチェンジ」

私は2011年の原発事故から、実証主義的に、現在の政治システムの問題を批判的に検証するスタイルで発信をはじめ、それなりの規模でコミュニティを形成できてきた。

ただ、入り口やアプローチが異なることで、問題の根源が実は同じで一つだということに気づきにくい人も多いし、それがいろいろな社会変容をめざして生まれたスモールコミュニティ同士が繋がる上での障壁にもなっていると感じていた。

間口の広さがつながりを加速する

その意味においてこのチェンドリは、参加するのに専門的な知識や経験は必要ない。
なにから始めたらいいか分からないけれど、現代の社会問題をよりよく解決するためになにかしたい!と思っている人には間口が広く、とても参加しやすいものだ。

そして私自身はこれに参加したことにより、私のこれまでの友人と、この活動をしている人達という、これまで別々に活動していたスモールコミュニティ同士のつながり方が鮮明に見えてきた。
このつながりの加速度が、これからの地球、私たちの未来を作っていくカギになるだろう。
 
いま私たちが直面する社会問題は多すぎて、楽観視は決してできない。
言葉を選ばずに言えば「すでにマジでヤバいレベル」だ。

しかしその一方、この加速度が劇的に上がってきていることに、有機的に増える仲間たちと一緒に未来をつくれる可能性を感じてワクワクしている自分もいる。
 
最後に全国で開催されているチェンドリをご紹介しておきます。
オンライン・オフラインともに参加可能。
興味を持ってくれた人、ぜひその一歩を踏み出してみてほしい。
チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム開催日程


投稿者プロフィール

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柳澤史樹
株式会社 Two Doors 代表社員。
一般社団法人 自分史活用推進協議会認定 自分史活用アドバイザー。
企業研修プログラム「マインドフルカフェ」メンバー。
ライター・編集・プランナーとしても活動中。